■私のジヤズ入門
梅田 光雄
Elvis Presley
Johnny Tillotson
The Beatles
 僕と洋楽の最初の出会いは小学3、4年(1960年頃)のラジオからでした。プレスリーやジョニー・ティロットソン、そしてビートルズと音楽を聴くといえばレコードもカセットもなくただラジオを聴くのが楽しみでした。
Duke Ellinton
Art Blakey
もちろん、ポップスやロックだけではなくJAZZもかかっていました。 べニーグッドマン、デュークエリントン、アートブレキー、ガレスピー、サツチモ等多数。でも僕が夢中になつたのはビートのきいた曲やシンプルなメロディーの曲でした。 特に「9500万人のポピュラーリクエスト」という番組は毎週聴いていて、順位もノートに取るぐらい好きになっていました。
Satchmo
 中学一年の頃、ベンチャーズというアメリカのインストルメンタルグループが出てきて、テケテケというエレクトリックギター(エレキ)サウンドで僕らをノックアウトしました。(代表曲にダイヤモンドヘッド、パイプライン等)それで僕も楽器をやろうと思いました。最初はドラムをやろうと思ったのですが、ドラムはセットで買わないといけないので高くつくし、家でたたくとうるさいので、ギターにしました。ギターも安くはないのでウクレレとか中古のクラシックギターから始めていきました。やがて母からエレキギターを買ってもらい感謝!! どんどん夢中になっていきました。
ventjres
The Beatles
Santana
ベンチャーズ、ビートルズ、サンタナ等、僕もいつしかロックギター少年になっていました。
 そして僕がJAZZに傾いていったのは19歳の頃でした.ウエス・モンゴメリーというジャズギタリストのレコードを聴いてからです、まずその音色、今までに聴いたことのない音色でした。ぶっとくて、やわらかで、やさしく、あったかい音色でした。
Wes Montgomery
 演奏している曲もビートルズの曲とか(イエスタディ、エリナリグビー等)フォークソングとかで親しみのある曲でした。僕もすぐこんな風に弾いてみたいと思いました。
まずあの音色はどうしたら出せるのだろうと色々試しました。普通ジャズギターはピック(ナイロン製)で弾くんですが、あのぶっとい、やわらかい音は分厚い紙かなと思い、ダンボールでピックを作って弾きましたが違いました。クラシックみたいに指かなと思い指で(人差し、中、薬指)で弾きましたがちょっと違いました。それでちがうウエスのレコードを買ったらウエスの弾いている写真が載っていました。それは親指を弦にかけている写真でした。だから僕も親指だけで弾いてみましたが、やつぱり音色が違いました。しかも親指だけであんなに早く弾けません。それから色々と試して発見しました。なんせ田舎ですから教えてくれる人が誰もいません。あのぶっとい音は弦を2本一緒に弾いていました(オクターヴ)それにあんなに早く親指だけで弾けるのは努力の賜物です。天才 !!
それでウエスのレコードをたくさん聴くようになり、ウエスのルーツを遡っていきました。ウエスが影響を受けたギタリスト、音楽家、バンド音楽等。 そうすると、JAZZがさまざまな形で歴史があり奥深く、もっと楽しめる音楽になってきました。

 今ではロックとかブルースはアドリフの時限られた音(ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ7音)で演奏していましたが、JAZZは半音、転調と12音使えてより自由にアドリブ出来ます。もちろん最初から簡単にJAZZのアドリフが弾けたわけではありません。
音楽理論を勉強し、たくさんのフレイヤーのレコードを聴き、コピーし、いろんなミュージシャンとプレイをし、徐々に弾けるようになっていきました。 (僕の場合20歳くらいからJAZZに徹して2〜3年JAZZしかやりませんでした)

 プレイヤーとしては、グループとしての楽しみ方や、個人が集まって演奏するセッション等がありますが、グループとしてはそのバンドの決めるオリジナル性を重視したサウンド作りの楽しさがあります。セッションは個人が(初対面の人もいる)集まって交互に演奏します。少し緊張感があり自分を試すみたいなところもあり、自分を磨くにはいい場所です。
 ロックギターは日本の音楽の歴史においてはまだ新しい音楽でした(その頃)。その新しい音楽をやつている僕が急にスゥイングジャズとかピパップをやり始めたので、周りの仲間は「古くさいのやって」とか言われましたがでも僕にとっては聴く曲がすべて新鮮にきこえどんどんJAZZが好きになっていきました。
 それはJAZZは同じ曲でもいろんな演奏のしかたがあって、同じ人が2回演奏しても1回目と2回目が違ったりして、まさに音が生きてるみたいに感じ薫す。それはアドリブ(即興演奏)主体の音楽だから毎回に同じ様には弾きません。だからいつも新鮮に聞こえるのです。